理系サラリーマンの投資話.FXはじめた.

比較的時間のゆとりが出来て最近始めたFXについて書いていきたいと思います.職場でお金の話をするのは何となく気が引けますよね.でも将来の年金も期待できないなかお金の心配は常にあります.仕事をしていると時間も十分さけないし,怪しい情報もたくさんあるなか,自分に何が出来るのか探ってみてます.

レバッジとは?

レバレッジについて

投資一般的に使われるこの用語.投資総額が自己資金の何倍かを意味すると理解しておけばよい.FXは外国為替証拠金取引と言われる様に会社に証拠金を預け入れる.その証拠金に対して,買ったドルが多いほど高レバレッジになるわけだ.

昨日述べた初心者が投資をする上では,まず最初にロスカットを計算しておく必要がある,その理由は?答えはレバレッジをかけているからである.

自己資金内を上限としてドルを買った場合ロスカットは起こることはない.一方,例えば自己資金の倍に相当するドルを買った場合(2倍のレバレッジ),大幅な円高で1ドル120円だったのが60円以下になったとすると,ロスカットがなければ自己資金はゼロ以下になるわけである.借金生活に入ることを防止するためにロスカットが施行される.

FXを行う上で常にレバレッジをかけていることの危険性を意識しておく必要がある.高レバレッジなればなるほど,ハイリスクハイリターン.レバレッジを抑えれば抑えるほどローリスクローリターンの投資となる.

FXを1年間行ってプラス収支となる人は全体の3~4割程度,5年間では1%程度ともいわれるらしい.安く買って高く売ることが出来れば,確実に収益が得られるという,頭では理解しやすい作業を何故か現実多くの者が実践出来ないわけなのである.

私を含む初心者は常に失敗する可能性を念頭において,身の程を知った範囲内で,つまり高レバレッジになりすぎないようにとどめる「忍耐」を忘れてはならない.

うまくいって調子に乗ったところで失敗することが多い.

どの程度のレバレッジを上限とするべきか

無くなっても日常生活に致命的影響を与えない額の証拠金をFX会社に預け入れ,低レバレッジでの運用を行うのが初心者には適している.

ではどの程度のレバレッジを上限とするか?私の中での答えは「ロスカットが起こる可能性がほぼゼロである建玉数量を上限とする」である.どうしてそうするべきか.
FXは「諦めたらそこで試合終了」,「諦めなければ成功率は高い」とも言われるが,
ロスカットされれば諦めていなくても即試合終了」であり,更に証拠金が大幅に減った状態での試合終了なので,復活が困難だからである.それ以外にもロスカットの可能性が十分考えられる高リバレッジの投資を行うことは心理学的側面でも正常の判断が働きにくくなり失敗することが多い.このことについては後日実践編で説明する.