理系サラリーマンの投資話.FXはじめた.

比較的時間のゆとりが出来て最近始めたFXについて書いていきたいと思います.職場でお金の話をするのは何となく気が引けますよね.でも将来の年金も期待できないなかお金の心配は常にあります.仕事をしていると時間も十分さけないし,怪しい情報もたくさんあるなか,自分に何が出来るのか探ってみてます.

ボリンジャーバンドを考える (1)

ボリンジャーバンドなしにはFx出来ません。5本も線がありややこしいかもしれませんが、少し分かるだけで情報量が圧倒的に増える上に、数学的にも簡単で納得がいく指標だからです。

ポリッシャーバンドは平均と±1SD、±2SDの5本の線より形成されます。つまり、為替は常に上がったり下がったり変化しているわけですが、ある一定期間においての平均と、平均前後上下したうち68%の値が±1SDのライン内に分布している、平均前後上下したうち95%の値が±2SDのライン内に分布している、という単純明快な情報を表すのがこれらのラインです。

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そしてある一定期間は分足での表示、日足での表示、週足での表示、設定により変わりますので要注意です。例えば上記の図の場合黄色のラインは5日平均、緑は25日平均、青は20日平均、σは20日での分布を表しています。どの設定、どのラインを参考にするかは、どのくらいのスパンで売買を考えているかによるのではと思っています。

数日前後で売り買いを行いたいのであればやはり最近の1ヶ月の間で随分安くなったら買って随分高くなったら売ると考えるのではないでしょうか?とすると日足で約1ヶ月平均とそのばらつき具合を見れば良いのかと思います。

一方、デイトレのように今日安いところでドルを買って高いところでドルを売りたいと思う人もいるのではないでしょうか?そうすると15分足位で表示してその20の平均(=5時間程度)とばらつきを見て、最も安そうなところで買って、高そうなところで売ると考えるのではないでしょうか?

注意しておくべきなのはあくまでも過去の平均と過去のばらつきを表しているだけということです。決して未来を予測する情報ではありません。繰り返しますが、この1ヶ月間での平均値とこの1ヶ月間95%の値は±2SDのライン内に収まっていた、という過去の情報を表しているだけです。
順調に下がり続けているときは-2SDを越えて下がり続けますし、その際は未来に渡って-2SDのラインも低下傾向となります。しつこいですが、一方過去の1ヶ月の中では95%以上で-2SDより高かったんだけれどなぁーというのを表しているに過ぎません。この点を十分認識してグラフを見るべきです。

なので数日単位での売買をしているわたくしの買いのタイミングは

日足で20日の平均±2SDをみて、平均以上では買わない、-2SD以降で買う可能性が高い、-2SDを下回っていてもどこまで下がるか分からないので少しずつ買う、上がってきたかな?というところで買い増す、-1SDを越えたら買うのをやめる

これを最も基本ルールとして心に誓って取引をしています。そうするとしょっちゅう買い時があるわけではありませんが失敗の確率は大きく下がります。欲張ることなかれです。