スワップポイントとは
スワップポイントはおまけ程度で
FX初心者にとって馴染みのない用語の最後はスワップポイント.おまけ程度で重要ではないと思っておいて良い.
1点重要なのは,ショートの場合(外貨を買ってから売るのではなく,外貨を売ってから買う場合)スワップポイントは逆になること,そして通貨によっては10倍程度と非常に大きいこと.ショートは慣れてから慣れてから始めるのが良いと思う.
さて,スワップポイントとは金利差調整分と呼ばれ,低金利の日本円を売り,高金利の外貨を購入したときに,その金利差分の利子が貰えると理解しておけば良い.ではどの程度か計算していこう.
スワップポイントは大した額ではない
FX会社のHPで確認した1年あたりの計算をしてみる.抑えておくのはメジャー通貨の米ドルと最もスワップポイントが大きいNZドル.ユーロとスイスフランは逆転している点にも要注意である.
2016年9月17日現在
米ドル1万通貨あたり買い 1050円,売り -11550円
NZドル1万通貨あたり買い 8050円,売り -18550円
ユーロ1万通貨あたり買い -10150円,売り 350円
スイスフラン1万通貨あたり買い -15750円,売り 0円
確かにNZドルや豪ドルのスワップポイントは非常に魅力的ではあるが,売買手数料や売買に伴う利益,損失と比べて考えて,スワップポイントを主目的にせずにおまけ程度に考えているのが良かろう.