理系サラリーマンの投資話.FXはじめた.

比較的時間のゆとりが出来て最近始めたFXについて書いていきたいと思います.職場でお金の話をするのは何となく気が引けますよね.でも将来の年金も期待できないなかお金の心配は常にあります.仕事をしていると時間も十分さけないし,怪しい情報もたくさんあるなか,自分に何が出来るのか探ってみてます.

重要な経済指標発表前はどうするべきか

重要な経済指標とは

初心者がFXをする上で経済の勉強やチャートの見方を学ぶ前に,心理面の制御,ルール作りが必要であると説明した.しかしながら,重要な経済指標が発表される前後ではどういうルールに従って売り買いをするかは決めておく必要はある.

初心者が経済指標について詳しく勉強して,発表後の相場の予想し,発表前後に利益を取ろうとするのは困難である.ニュースを見ても分かるようにプロでも外れるからだ.初心者は経済指標発表により値がどちらに触れていくかを予想できないと思っておくのが良い.

最重要経済指標で記憶しておきべきもの

ずばりアメリカの中央銀行であるFOMCと日銀の発表雇用関係の指標である.

アメリカ
FOMC政策金利発表(年8回),議事録公開
雇用統計:毎月第1金曜日

日本
日銀:金融政策決定会合(月1~2回),日銀短観(4,7,10,12月)
完全失業率

まず上記を固めておこう.他にも住宅関係であったり色々とあるが上記ほど値が動かない.
9月20日も連休後のゴトー日で仲値をつける前には円安が進むと報道されていましたが,それ程動きませんでした.その後,予想外にドルはあったためと理由付けがされていました.
一方,昨日の日銀金融政策決定会合は大きく動いた.比較的短時間の間で円高方向に1円,円安方向に1円ふれた.
101.7円前後であったのが一瞬の動きとして101.25円,101.1円までの円高にふれながら102.77円までじわりと円安になり,その後じわりと100.6円まで円高になっている.

重要な経済指標発表前はどうするべきか

初心者は重要な経済指標が発表されても,発表内容もそれによる値動きも予想できないという認識をしっかりもっておくべきである.
つまり発表前に大きく建玉を増やすことはギャンブルなのである.

一方分かっていることは,重要指標発表前後には大きな値動きがあること.これは大チャンスである.

  1. 重要指標発表前にしっかり利確をしてポジションを減らしておくこと.
  2. 重要指標発表前後には大きくふれることから,現在の相場より円安時に買ったドルは指値を入れておいて処分するチャンスであること.
  3. そうして建て玉が減らせれば,現在の相場より,より安値(円高)でドルを購入すること.

この3点を心がけて乗り切るのが良いと考えている.

今夜3時にはFOMC政策金利発表

巷では政策金利のupはないと報道され既に織り込み済みとされる(50%の確率で金利upされる予想している方もいるようだ).政策金利のupが織り込み済みであるとするならば想定外の金利upは円安方向,想定通り金利据え置きならじわりと円高の可能性ということである程度建玉があっても安心していて良いのかと個人的には思っている.しかし,予想は外れるものであることから日銀発表前後で処分し損なったドルに指値での売りを入れてそれらが確定されれば,円高方向に触れたときにドル買いをしようと考えている.