FOMC政策金利発表，イエレンFRB議長会見をうけて

利上げなし現状維持，11月に利上げが正当化されるか判断へ

大方の予想通り利上げなし現状維持の方針となった．
日中米ドル 100.4円あたりで推移し発表1時間半前からじわりと100.8円前後まで円安となっていた．
発表後激しい値動きの中，円安方向には100.9円台までとあまり動かず，一瞬100.5円，100.3円となりながらも，100.8円台からじわりじわりと100.4円台程度まで円高で推移している．織り込み済みで予想通りの推移をたどった．初心者は値動きを予想できないという前提に立っているのでこれ以上の評価はしない．

昨日の日銀の発表と比較して値動きは小さく終わった．重要な経済指標発表での私の売り買いのルール通り今回は残念ながら円安に振れずドルを売ることがなかったため，円高に振れてもドルを買うことなく，結果として発表前後で全く動かず傍観した．

昨日の日銀の発表時にもう少し建玉が減らせておれば今回円高に振れたときに指値が出来たのであるのが，今回私の失敗といえよう．欲張らずに処分をして更に円高になったときに備える（買う），やはりこの方針が重要だと考える．

次の重要な経済指標発表は10月7日の非農業部門雇用者数となる．今回の日銀，NOMC，FRB発表ほどの値動きは無いと思うが，10月はじめからはしっかりと建玉を減らしておこうと思う．なお，先は読めないという原則でFXをしているが，じわっと円安方向に動くのではと予測している．